FXと損切りの行い方

ではFXを実際に行っている人はどのようなルールで損切りを行っているのでしょうか。実はしっかりとしたルールに基づいて損切りを行っている人はあまり多くないと思います。そのルールが自分で決めた体験論的なものであってもFX指南書によって得られた方法であってもかまいませんが、実際に厳格に損切りの設定を確実に行っている人はほとんど少数派です。これはFXでは適切な損切りをすることが重要であるということが頭では理解できても、恐怖心や資金を失いたくないと言う心が先に出てしまって一種のパニック状態になっているからです。

ここでは誰にでもできる損切りのルール作りの一例を示してみましょう。

1.まず過去5日分の値動きの記録から最高値と最低値の値幅を算出します。

2.次にその数字をもとに1日あたりの平均の値を求めます。

3.利食いの設定としてはこの平均値に0.8をかけたものを使います。

4.逆に損切りには利食いを3で割った数字にします。

一見面倒な感じのする方法ですが慣れてしまえば何と言うこともありません。これは経験的に微妙に利食いと損切りのバランスを調整していますので、もし他の方法でこれといったものが無い場合には試してみるといいかも知れません。ただしこの損切りの方法には必ず守って欲しいルールがあって、注文の設定ではIFO注文、つまり仕掛けも決済もすべて自動でやるということです。

人間は本来傲慢な生き物かも知れません。急速な相場の激変で自分のFXの利益が減って行くのを目の当たりにしながらも、凍り付いたように念力で相場を覆そうとしている人を見ることがあります。その点機械による損切りなら非常に正確にやるべきことをやります。